国土交通省はこのほど、建設総合統計の7月分を発表した。これは、建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額としてとらえ、これらを月々の出来高ベースに展開して建設工事の出来高を推計したもの。
7月の出来高総計は、3兆7382億円で前年同月比0.5%増。うち民間は2兆2527億円(同3.1%減)で減少となった。居住用は1兆2098億円(同7.7%減)だった。
公共は1兆4855億円(同6.3%増)で、うち居住用は537億円(同20.8%増)だった。
14年7月末時点での未消化工事高(国内における手持ち工事高)は、総計で28兆2924億円で、前年同期比17.1%増となっている。
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