国土交通省は5月12日、3月の受注動態統計をまとめ、発表した。
3月の受注高は8兆7972億円で、前年同月比2.6%増となり、6カ月連続で前年同月比増となった。このうち、元請け受注高は6兆3725億円(同4.8%増)で6カ月連続の増加、下請け受注高は2兆4248億円(同2.8%減)で4カ月連続の減少だった。
元請け受注高のうち、公共機関からの受注高は2兆1949億円(同8.7%減)で2カ月連続の減少、民間などからの受注高は4兆1776億円(同13.6%増)で5カ月連続で増加した。
業種別にみると、総合工事業が5兆9019億円(同6.6%増)、職別工事業が9438億円(同2.5%減)、設備工事業が1兆9516億円(同5.9%減)で、総合工事業は6カ月連続の増加。職別工事業は先月の増加から再びの減少、設備工事業は2カ月連続の減少となった。