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富山駅北側に県最大基準階複合ビル「Dタワー富山」着工 大和ハウス

大和ハウス工業は6月8日、富山県富山市に複合ビル「(仮称)Dタワー富山」を着工した。県最大の基準階面積となる見通し。

富山市が富山市体育館跡地のPFI事業として19年7月に募集した中規模ホール整備官民連携事業の余剰地に建設する民間付帯事業。路面電車の新駅開設などで賑わい創出が進む富山駅北側に位置する、JR富山駅から徒歩3分の敷地4000平方メートルに、1階を飲食・物販店舗、2~7階をオフィスで構成する延べ1万6829・43平方メートルの7階建てを建設する。総事業費は約80億円。

オフィススペースは、テナント企業の要望に合わせて約最小90~最大1800平方メートルの区間に約50社の入居を可能としたほか、2階には働き方に合わせた最適なオフィス環境を整備するため、休憩スペースや会議室、自席以外でPC作業や書類のチェックなどができるタッチダウンオフィスを設ける。商業施設スペースには、飲食・物販など約5店舗が入居予定。150台分の駐車場も設ける。竣工は24年3月12日の予定。