ビルやマンション、収益不動産の企画・開発などを手掛けるトラスト・ファイブ(東京都千代田区、南薗浩一社長)は4月23日、東京都武蔵野市吉祥寺本町で開発を進めていた商業・オフィスビル「コレタス吉祥寺2」が竣工したことを発表した。同社の吉祥寺エリアにおける開発物件の第2弾。
同物件はJR中央線及び京王井の頭線の吉祥寺駅から各徒歩4分で、同エリアの主要街道の1本である吉祥寺通り(公園通り)沿いの立地。都心へのアクセス性が良く、人気の高い吉祥寺駅に近い立地が強みで、飲食や物販、サービス業向け店舗のほか、地元企業の移転やサテライトオフィス用途などの需要を見込む。
建物は鉄骨造・10階建て、敷地面積は約111平方メートルで、延べ床面積は約701平方メートル。4月9日竣工。用途は店舗(1～4階)および事務所(5～10階)。立地特性や周辺地域の街並みを考慮し、設計デザインでは視認性の高い〝デザイナーズビル〟を目指した。目を引きやすい外観により、商業店舗への顧客誘導を図る狙い。また、階によりフロアの面積や形状が異なる仕様とすることで、テナントニーズへの対応力を高めた。
(写真) 「コレタス吉祥寺2」外観
