大和ハウス工業は5月1日、ヒルトンと大阪市中央区に「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」(客室数373室)を開業した。大阪メトロ・京阪電鉄天満橋駅から徒歩約5分に位置する日経新聞旧大阪本社跡地に開発した延べ約3万8809.55平方メートルの21階建て複合ビルの6～20階に入居しており、同ビルの1～4階は日経グループのテレビ大阪本社。大阪市内でのヒルトンブランドのホテル開業は、「ヒルトン大阪」「コンラッド大阪」に続き3件目。
大阪城の天守閣が見渡せるデラックスルームや定員3人のゲストルーム、17階から20階までのエグゼクティブルーム、スイートルームの4タイプの客室を用意したほか、エグゼクティブルームやスイートルームの宿泊者や会員制度「ヒルトン・オナーズ」のダイヤモンド会員のためのエグゼクティブラウンジや、24時間アクセス可能なフィットネスセンター、大阪城を望める全長約11mの室内プールなどを設けた。また、最大100人が収容可能な「桃の間」など、分割して使用できる2つの宴会場を設けた。
なお、「ダブルツリーby ヒルトン」の開業は今回で7件目。今年3月には、大和ハウスリアルティマネジメントが京都駅前に「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」(客室数266室)を開業した。
