住まい・暮らし・文化

一建設 碧南工高生が現場体験 建築デザイン科2年生39人が参加

 飯田グループの中核企業である一建設は6月12・13日の2日間、愛知県立碧南工科高等学校建築デザイン科の2年生39人を対象に、住宅設計体験会と建築現場見学会を実施した。

 12日は同社が施工している分譲戸建て住宅の建築現場で基礎工事や躯体工事について説明すると共に、工具の安全な使い方をレクチャーし、実際に高校生が電動工具を使ったビス打ちなどを体験した。

 13日は同社社員による住宅設計の仕事内容の説明や3D CADを使った住宅設計の実演後に、高校生が作図用方眼紙を使い、〝自分の住みたい家〟の住宅図面を作成。代表者3人が、完成した図面を発表した。
参加した学生からは、「学校の授業では、模写のような形で製図をしてきたので、自分で一から考えて製図をする経験ができて楽しかった」といった感想が寄せられた。

 同社は23年度から、建築科を擁する工業高校を対象に、自社の住宅施工現場で見学会を開催。今年度は6月に奈良県立奈良商工高等学校にも実施し、同校の建築工学科1年生33人が参加した。