TOTO、今秋に米国新工場を稼働 米州の一体型便器の供給体制強化

TOTOの米国法人は今秋、同国ジョージア州モロー市の生産拠点における新工場棟で衛生陶器の生産を開始する。新工場は米州市場の戦略商品であるタンクと一体となったワンピース便器の供給体制の強化のために23年6月より、既存工場敷地内での建設を進めてきた。投資額は2億2430万ドル(約300億円)。
新工場では、便器とタンクの接着を自動化する「タンク接着ロボット」や、重量のある製品を搬送する無人搬送機AGV(Automatic Guided Vehicle)をグループの衛星便器の工場で初めて導入するほか、最新の加圧成形設備などを採用。ワンピース便器はアジア圏からの調達割合が多くを占め、輸送に時間を要していたが、新工場の稼働によって、米州での衛生陶器の生産能力は従来の1.5倍に拡大。米州の3拠点で併せて年間約100万ピースの生産を見込む。
同社は1989年のカリフォルニアへの進出を機に米州住設事業を開始。25年3月期決算では売上高4億6400万ドル(約705億円)を計上するなど、グループ全体の成長をけん引。近年急速に販売台数が伸長しているウォシュレットと共に、ワンピース便器の販売を促進し、高付加価値商品の販売拡大を進める方針だ。
















