三菱地所など AI監視カメラを活用 空港警備の実証実験を実施

三菱地所と下地島空港施設、下地島エアポートマネジメントの3社は9月29日、セコムを監修者として、沖縄県宮古島市の下地島空港で、航空保安・空港警備の高度化と効率化を目的に、AIカメラを用いた警備体制の有効性を検証する実証実験を実施したと発表した。空港内の制限区域(駐機場周辺)を警備対象に含めたAIカメラによる空港警備の本格的な実証は日本で初という。
近年、海外を中心とした旅客便の復便と新規増便を背景に、各空港は受入体制の拡充を求められており、空港警備も更なる強化が必要とされている。下地島空港でも2025年上半期(1~6 月)の乗降客数が開港以降初めて20万人を超えるなど増加している。警備の領域においても業務負荷や人手不足を起因とする人材の確保、年々厳しくなる気候を起因とする作業負担など課題を抱え、これらを解決し既存便・新規便を適切に受け入れるには警備の高度化・効率化が必要という。そのため、3社はこうした警備上の課題に対してDXを通じ解決しようと、AI監視カメラを活用した空港警備の実証実験を行い、技術面・運用面の課題の抽出とリスクアセスメントを実施した。
旅客ターミナル一般エリアから駐機場までの警備ポストの一部をAIカメラによる監視に切り替えた結果、AIの支援機能が警備員負担の軽減やヒューマンエラーの予防につながるなど、DXによる警備力の向上を確認した。実証実験は6月16~20日に実施した。
























