グリーンインフラ導入の街づくり推進で手引き書策定 名古屋市

名古屋市(広沢一郎市長)はこのほど、「なごやグリーンインフラまちづくりガイド」を策定した。都市の魅力や持続可能性の向上を目的に、自然の機能を活用した街づくりの方向性を示し、市民や事業者、行政がグリーンインフラ導入に取り組む際の手引きとしてまとめたもの。
同ガイドは、国土交通省の「グリーンインフラ推進戦略」など国の方針と併せて、同市の状況も踏まえて作成。暑熱緩和や雨水流出抑制といったグリーンインフラの機能・効果を紹介し、その要素技術や導入手法等を体系的に示した。屋上・壁面緑化や雨庭、街路樹、公園など、都市空間における自然資本の活用を具体例と共に提示することで、都市開発や維持管理における実装の促進を図っている。
同市は24年10月策定の「名古屋市総合計画2028」でも、重点戦略推進の取り組みとして「グリーンインフラの取り組みによる自然共生社会の実現」を掲げるなど、街づくりにおけるグリーンインフラ導入を重視している。同ガイドもその一環で、行政の計画や制度だけでなく、ノウハウ提供など実務面からもグリーンインフラの拡大を後押しする施策と言える。民間ディベロッパーや不動産事業者にとっては、環境配慮型開発やESG投資の観点からの活用が想定される。























