日本不動産投資の存在感拡大 コリアーズが分析

コリアーズ・インターナショナル・ジャパン(東京都千代田区)は、日本と世界の不動産投資動向を分析した「ジャパン・キャピタルマーケット・フラッシュレポート 2026年Q1」を発刊した。
同レポートによると、2025年の世界の不動産投資額は前年比8・2%増と回復基調が鮮明化している。地域別では北米が同15・4%増と最大の伸びを示したほか、用途別では、オフィスが全体の21・3%を占めた。一方、データセンターは、新興アセットとして存在感を高めている。
日本市場では、2025年の不動産投資額が306億ドル超となった。円ベースで過去5年の最高水準を更新している。海外投資家によるクロスボーダー投資は、全体の36%を占め、国内資本も64%を維持するなど、市場の安定性と流動性の高さが改めて示された。日本へのクロスボーダー投資額は110億ドルで世界第5位と、アジア太平洋地域では最大の投資先となった。日本から海外への投資も拡大し投資元としては世界第8位にランクインした。
今後について同社では、APAC地域における金利やインフレの安定を背景に投資センチメントの改善が見込まれる。その一方、地政学リスクや金融政策の動向が投資環境に与える影響には引き続き注意が必要と指摘している。






















