高効率な冷蔵倉庫システム開発で千葉・市川に第1弾施設 清水建設

清水建設は、イニシャルコストとランニングコストの双方を抑え、冷蔵庫内の有効面積を拡大できるという新たなパネル冷蔵倉庫システムを開発した。その第1弾として、同社が開発する賃貸物流施設「エスロジ市川Ⅱ期計画」(千葉県市川市)を着工した。2028年2月に竣工し、同年3月に賃貸を開始する。
食品EC市場の拡大を背景に冷蔵倉庫需要が高まっている。その一方で、23年12月の倉庫業法施行規則改正によって温度帯区分が細分化され、マルチテナント対応がしやすいパネル式冷蔵倉庫への需要が高まっているという。ただ、従来のパネル式では、施工・保守用スペースの確保を要し、倉庫面積の減少や建物の大型化が課題だった。
そこで、新システムでは、建物外周の「ウォームフレーム」と、冷蔵区画側の「クールフレーム」を組み合わせた二重架構を採用している。耐震性能を確保し、柱の小型化や長スパン化を可能にし、断熱性と気密性も向上させた。これにより、従来型と比べて建物高さを最大12%、断熱パネル施工面積を50%、空調負荷を15%削減する。倉庫面積は5%拡大できるという。
























