未利用地活用と脱炭素を両立で同社初の木造オフィス竣工 名鉄都市開発

名鉄都市開発(名古屋市中村区)は、同社初となる木造オフィス「kinobi Meieki(キノビ メイエキ)」(名古屋市西区)を竣工した。鉄道く体上の荷重制限によって活用が難しかった未利用地を木造建築によって有効活用した。名鉄グループが掲げる森林資源循環や脱炭素の取り組みを体現する環境配慮型オフィスとして位置付ける。
建設には、名鉄グループと岐阜県の県産材利用促進協定に基づく岐阜県産材を全面採用した。また、名古屋鉄道が保有する森林の木材も内装や什器に活用した。重ね張りによるトラス構造で柱のない大空間を実現し、多用途に利用できるラウンジも設けるなど、働きやすい執務環境を整えた。
環境面では、木造化によって鉄骨造の同規模オフィスと比べ、建設時のCO2(二酸化炭素)排出量を約33%削減する。屋上の太陽光発電設備によるグリーン電力の自家消費で年間約3万2860キログラムのCO2削減効果を見込む。ZEB認証のほか、BELS6つ星、CASBEE名古屋Sランクを取得した。今後は子会社・名鉄ビルサービスの新本社として活用し、更には、木造建築のノウハウを生かした未利用地活用や土地活用提案へ展開していく。























