ロードスター 岩野達志社長に聞く 不動産ST領域参入 個人向け、投資市場拡大狙う 横浜のホテルをデジタル証券化
住宅新報 2026年8月25日 号 4面

岩野達志社長
ロードスターグループは不動産デジタル証券(不動産ST)領域に参入し、新体制後初案件となる募集金額約38億円の「ロードスターグループのデジタル証券横浜伊勢佐木町ホテル」の申し込み受け付けを8月から始めた。不動産STとは不動産投資における出資持分などの権利を、ブロックチェーン技術を活用して電子化した有価証券。グループの中心会社であるロードスターキャピタルの岩野達志社長に参入の狙いや今後の展開を聞いた。(聞き手・井川弘子)
――不動産STに参入した狙いは。
「12年の創業以来、〝プロ向け不動産投資市場を個人にひらく〟を目標に、『オーナーズブック』(14年開始)のサービス名で貸し付け型(担保となる不動産を所有する事業者への貸付債権を小口化)、更にエクイティ型(不動産取得金額の自己資金部分を小口化)を追加して不動産特化型クラウドファンディング(CF)事業を展開してきた。ごく普通のサラリーマンでも投資しやすい1口1万円からの不動産小口化商品で、投資家数(会員)は2万8000人を超えるなど順調に増え、成長してきたが、より手軽に、流動性のある投資商品を提供したいと思い、不動産STを検討してきた」
――そのために証券会社を子会社化。


















