「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第107回 地域と共にある賃貸住宅
住宅新報 2026年8月25日 号 12面

郡山再生物件見学会の続きである。3代目大家で200室を所有する古川さんの物件を複数見せていただいた。前回の「ロカド香久山」に続いて案内してもらったのが5階建て40戸の「レジデンス名倉」である。築30年で当初15部屋の空室があったこの物件の入居率を上げるため、古川さんはエントランス脇の1室を入居者同士が交流できる「里守ひろば」というコミュニティスペースに変えた。筆者が一番興味を持った物件で、この投資によってどう変わったのかという変化が知りたかった。
◎ ◎ ◎
古川さんによると「里守ひろば」は入居者同士の食事会や子どもたちの遊び場として非常によく使われていて、これがアピールポイントとなり、入居率は6割から9割にアップ、実質利回りもマイナスから12%まで上がったとのこと。

























