細野透×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (32) 地域活性化目指す「コープ住宅」 入居者が溶け込み担い手に コムズハウス 都市住宅とまちづくり研究会
住宅新報 2011年8月16日 号 10面
連載: 旬な作品 住宅レビュー
NPO全国コープ住宅推進協議会の調べによると、コーポラティブ住宅(コープ住宅)の総建設棟数が、2010年に600棟を超えた模様である。
コープ住宅とは、住宅の取得を考えている複数のユーザーが集まって、建設組合を結成。共同で土地を購入し、建物を建て、管理する集合住宅をいう。組合の結成から入居まで、平均して2年弱の期間がかかる。一般的には、コーディネート会社が建設計画を主導。土地を仮確保し、建築家に基本設計案の作成を依頼して、インターネットなどを通じて参加者を集め、建設組合をサポートしながら、建物を完成させる役割を担うことが多い。
コープ住宅の第1号は下丸子共同住宅(1969年、18戸、東京都大田区)。60年代と70年代に計74棟が建設された。以後、80年代に186棟、90年代に97棟、00年代に231棟が建設。平均すると、1年に約15棟という、地道なペースで実績を積み重ねてきた。

















