大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<34> 週末保養から始める新しい避難
住宅新報 2011年12月6日 号 31面
これからを語り合う
本当に福島にいて大丈夫なのか――。その答えは誰もまだ出せていない。国や県が安全安心を強調するほど、県民のなかに疑心が広がっていくことは、何度も述べた通りだ。
実際、福島県は県産米の安全宣言を早々と出したが、その後、国の暫定基準を超える濃度の米が次々と見つかった。これで福島県産の米を消費者に届けるためには全量検査を実施した上で、放射性物質未検出が絶対条件となる。でなければ消費者は到底納得しない。知事は結果として消費者を裏切り、農家の希望を砕いた。前のめりで拙速――。なぜこうもこの国の為政者たちは同じ過ちを繰り返すのだろうか。
























