既存物件に太陽光発電 エム・シー・サービス JX日鉱日石エネルギー 管理組合へ積極提案 「市場活性化への新たな道筋」
住宅新報 2012年1月3日 号 17面
今年の7月1日から、再生可能エネルギー法が施行される。電力会社に対し、太陽光など自然エネルギーによる電気を一定期間買い取ることを義務付けるものだ。戸建て住宅業界では導入が進む太陽光発電システムだが、特に震災以降、マンション業界での普及気運が見て取れる。新築の世界では、これまでの共用部にとどまらず各住戸(専有部)対応のマンションが数物件誕生。今後も建設が進む見通しだ。また、昨年12月には、既存マンションで太陽光システムを後付けした極めて珍しい事例が生まれた。
今回、太陽光発電の設置が完了した既存マンションは、東京都板橋区の「マイキャッスル本蓮沼」。99年築、総戸数24戸の物件だ。205ワットのパネルを屋上に48枚、出力は9.84キロワットとなる。JX日鉱日石エネルギーが開発したシステムで、共用部分の電灯用に使い余剰電力は売電する。エレベーターなど動力装置分を賄うこともできるが、売電の方が経済的メリットが高いという。年間約34万円のメリットが生まれ、14年程度で償却できる計算だ。

















