『倉庫の期待利回りが過去最低値 不動産投資アンケート 1月・CBRE調べ 安定した需給、賃料を好感
住宅新報 2012年2月28日 号 3面
シービーアールイー(CBRE)が23日に発表した不動産投資に関するアンケート調査(12年1月期)によると、東京主要部のNOIベースの期待利回りが全体的に低下した中で、首都圏湾岸部の「倉庫」の期待利回りが09年1月期の調査開始以来最低値を記録した。倉庫の期待利回りはこれまで、10年1月期に平均6.56%のピークをつけて低下に転じ、10年10月期以降は同6.2%台でほぼ横ばいが続いていた。今期は下限が5.9%(10bps減)、上限が6.3%(20bps減)に更に低下。平均値は前期比15bps低い6.1%にまで低下した。
震災後、湾岸部の液状化リスクを懸念する投資家は多かったが、被害が限定的でテナントの移転も見られなかった。開発用地は限定的で、震災後も堅調な需要を背景に安定した賃料水準と需給バランスを保持していることや、11年第4四半期に首都圏の優良な大型物流施設が含まれた大きな売買事例があったことなどが投資家に好感された、と要因を分析している。
またホテルを除くオフィス、賃貸マンション、商業の各セクターも下限、上限が5~20bps低下ないし横ばいで推移。オフィスセクターについては、引き続き多くの投資家が1年先のマーケット状況の改善を予測する結果となった。
























