●住友林業 鎌倉・安国論寺の「妙法桜」組織培養に成功 ニュースフラッシュ
住宅新報 2012年4月17日 号 11面
住友林業は4月12日、将来の枯死が心配されていた安国論寺(神奈川県鎌倉市)の名木「妙法桜」の苗木増殖に成功したと発表した。同社グループの筑波研究所が組織培養の一手法である茎頂培養法を採用し、増殖技術を開発した。
増殖した苗は同寺への植栽するほか、東日本大震災の復興支援の一環として被災地に植栽する予定。
通常、桜の苗木は接ぎ木により増殖されるが、妙法桜は樹勢が衰えているため、状態の良い枝がほとんど採取できなかった。また従来のクローン増殖技術である挿し木や接ぎ木で増殖した苗は、元の木が持つ病気も一緒に受け継いでしまう場合がある。茎頂培養法による増殖では、ほぼ無菌といわれている茎頂を材料に使うため、そういった心配がないという。

















