点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第2回 賃貸オフィスビル市場 「層の厚い企業集積に強み」 シービーアールイー リサーチチーフアナリスト 水登朱美氏に聞く
住宅新報 2012年5月1日 号 3面
連載: 点検 不動産投資

田辺先生
賃貸オフィスビル市場を点検する2回目。12年、東京区部では新築オフィスの大量供給があり、市場への影響が懸念されている。大都市と地方の格差や、海外諸都市との都市間競争も先行きに暗い影を落とす。そうした中、「中長期でもポジティブ」と予想するシービーアールイー(CBRE)・リサーチチーフアナリストの水登朱美氏に話を聞いた。
||今年のオフィス市況の全体感と見通しをお願いします。
水登氏 12年の大量供給がオフィスビル市場に与える影響が懸念されていたが、これまでのところ、比較的順調に新規需要が発生しており、第1四半期の東京23区の空室率への大きな影響はなかった。昨年末の欧州問題では一時的に足踏み状態も見受けられたが、足元の企業マインドは回復している。
























