神社の役割と地域社会(4) 地域の原風景と文化を守る 復興は腹の座った構えで
住宅新報 2012年5月8日 号 9面
連載: 神社の役割と地域社会

天祖神社の鳥居。その右にあるのが「森の番所」(板橋区内で)
■復興の主役は誰か
早川 東日本大震災で被災した各地で祭りを復活しようという動きがあります。鎮魂の意味と踊りを復活して生きる意欲を起こそうとしているようです。それは根源的には神社や祭りの、我々日本人の生活習慣の中に根付いている〝生活習慣的信仰心〟とでも呼ぶべきものではないかと、私は考えています。
小林 それでピタリではないですか。ただ、一流の芸人とか、スポーツ選手が、被災者を励ましてやろうと、現地へ行くのはおかしい。自分たちのために行っているような気がします。祭りは、そこに住んでいる人たち、顔見知りがみんなでやることによって初めて生き生きとしてくる。そこでずっと生活して頑張れと言うならいいけれど、2時間か3時間で帰っていく。























