12年度新入社員は貢献度意識強いリアリスト 産業能率大学調べ 女性「管理職志向」過去最高に
住宅新報 2012年7月3日 号 8面
今年度の新入社員は「貢献意識の強い〝リアリスト〟」であることが、産業能率大学(東京都世田谷区)がこのほどまとめた「12年度新入社員の会社生活調査」で分かった。90年度から実施しているもので、今回は3月28日から4月11日まで、産能マネジメントスクールの新入社員研修に参加した企業の新入社員のうち150社550人を対象に、働く意欲や社会人としての意識、将来の目標などを聞いた。514人(男性356人、女性158人)から回答を得た。
まず、将来の進路は、「管理職志向」(部下を動かし、業績向上の指揮を執る)が48.1%と前年調査と同率で過去最高となる一方、「専門職志向」(担当業務のエキスパートとして成果を上げる)は41.7%で最低に。「独立して会社を立ち上げる」が8.8%、「ボランティア活動などの道を探す」が1.4%だった。男女別では、管理職志向は男性が56.8%で最高だった前年比0.1ポイント減少したものの、女性が28.7%と3割近くまで増えて過去最高になった。
次に、働くうえでの意気込みは、「早く戦力になって会社に貢献したい」が58.7%(前年調査比2.1ポイント増)、「地道にコツコツ働きたい」(41.3%)を大きく上回った。また、最終的に目標とする役職・地位を聞いたところ、地位には関心がない(36.1%)を除くと、部長クラスが22.9%と初めて2割を超え、役員(19.6%)、社長(14.3%)が続いた。定年退職に適した年齢については、65歳(48.7%)、60歳(31.9%)、70歳(3.7%)の順だったが、従来から一定の割合がある「定年なしでいつまでも働く」は15.7%にとどまり、過去最低だった。























