点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第13回賃貸住宅市場 「賃料の低下余地は限定的」 九段都市鑑定 堀内智社長、粕谷明子鑑定役に聞く
住宅新報 2012年7月17日 号 3面
連載: 点検 不動産投資
九段都市鑑定は、旧日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)出身者を中心に設立された鑑定評価機関であり、民間企業のほか、公的セクターや金融機関(グループ会社を含む)からも多くの業務を受託しています。同社の堀内智代表取締役社長と粕谷明子鑑定役 に、不動産鑑定の目から見た賃貸住宅市場の動向を聞いた。
――最近のミドルクラスの賃貸マンション市況と今後の見通しにつきお聞かせください。
都心の優良物件に関しては、新規賃料が下げ止まり、回復の兆しが出てきている。一方で継続賃料は、契約更改時にまだ下がる可能性があるので、収益改善にはもう少し時間がかかりそうだ。しかし、先行きの市況改善を見越して、キャップレート(取引利回り)は低下傾向にあり、優良物件を6%台で取得するのはもはや難しくなっている。























