エネシステム市場 10年後は2倍に 富士経済が予測
住宅新報 2012年7月17日 号 9面
富士経済(東京都中央区)はこのほど、環境に配慮する技術を用いたエネルギーシステムの国内市場・世界市場を調査し、その結果を報告書「2012電力・エネルギーシステム新市場(上・中・下巻)」にまとめた。上巻で再生可能エネルギーや分散型発電など創エネ関連システム市場、中巻で計測制御機器や電源品質対策機器など蓄電・グリッド関連システム市場、下巻で空調熱源機器やエネルギーサービスなど省エネ・活エネ関連システム市場の合計16分野95品目について市場を分析した。
国内市場規模は11年が創エネ関連3680億円、蓄電・グリッド関連4329億円、省エネ・活エネ関連が2兆7872億円の計3兆5880億円だったが、20年予測では創エネ関連1兆100億円、蓄電・グリッド関連1兆612億円、省エネ・活エネ関連5兆822億円の計7兆1533億円へと約2倍に拡大すると見ている。
創エネ関連では11年時点では太陽光発電と内燃式分散型電源の構成比が高いが、20年には燃料電池の市場が拡大し、構成比も高まる。蓄電・グリッド関連では、11年時点はパワーコンディショナなどのグリッド関連機器が70%近くを占めるが、20年にはスマートメーターやエネルギーマネジメントシステムなどの計器・制御機器が急成長する。省エネ・活エネ関連では、11年時点は既に成熟期にある空調・熱源機器が60%近くを占め、その後横ばいで推移するが、20年にはそれに代わって電動自動車関連の大幅な市場拡大が見込まれる――と分析・予測している。
























