シリーズ 「高齢社会」本番 (3) サンケイビルウェルケア社長 舘野登志郎氏に聞く 高齢者住宅事業を本格展開 〝自立支援介護〟目指す 10年以内に50施設
住宅新報 2012年7月24日 号 10面
連載: 「高齢社会」本番

サンケイビルウェルケア社長
昨年創業60周年を迎えたサンケイビル。ビル賃貸事業を主力とする同社がこのほど、高齢者住宅事業に乗り出した。昨年4月には、M&Aではなく、ゼロから人材を集めて介護会社「サンケイビルウェルケア」を立ち上げた。今年秋には第1弾として東京都練馬区に有料老人ホームを開設する。サンケイビルの役員で、サンケイビルウェルケアの社長を務める舘野登志郎氏に、事業参入の狙いや独自戦略を聞いた。(井川 弘子)
――高齢者事業に参入する上で、既に拠点展開している介護会社との提携やM&A(合併・買収)という選択肢もある。なぜ、ゼロから立ち上げることにしたのか。
「事業理念として〝バリューエイジング〟を掲げている。常に家族や社会と『絆』を持ち、人としての尊厳の証である『自立』を保つスタイルのこと。これを実現するサービスを提供していきたいと思っている。既存の会社に対して、こういった我々の理念を浸透させていくには時間がかかる。それぞれ既にやり方や考え方が出来上がっているからだ。ゼロから人員を集めて作り上げた方が、最適な場所に、最適な施設、理念にかなったサービス提供ができると考えた」
















