国交省 流通活性化へ、本格始動 部門研究会発足 まずは「情報整備」 レインズ、登録徹底も議論
住宅新報 2012年7月31日 号 2面

物件情報の一元的整備を目指し立ち上がった研究会。8月末までに方向性を示す方針だ
国土交通省は、中古住宅の流通活性化に向けて本格的な活動を開始した。このほど、「不動産流通市場における情報整備のあり方研究会」(中川雅之座長=日本大学経済学部教授)を立ち上げ、7月26日に1回目の会合を開催。次回は8月6日を予定しており、8月末までに合計4回の議論を重ね、課題となっている中古住宅の情報不足の改善に向けたシステム整備などについて話し合っていく。このシステムの整備については、今後の中古流通活性化のための最も重要な要素になると位置づけており、その調査・研究に向けた活動費を8月末の13年度予算概算要求に組み入れる考えだ。システムの運用については14年度以降を目指している。
研究会では、不動産にかかる情報ストックを一元的に整備する方向で進める。様々な機関・情報サービスに分散している物件情報を、ワンストップで閲覧・収集できる仕組みの構築だ。エンドユーザーに対する物件購入時の十分な情報提供と共に、不動産事業者も通常業務で活用できる内容とし事務の合理化を目指す。個人情報保護の観点から、エンドユーザーに対する情報開示レベルについては今後検討していく。
また、事業者間の物件情報共有システムであるレインズの更なる利用拡大に向けた取り組みにも着手する。一元的な情報整備は、このレインズを中心に構築したい考えだ。そのためには登録情報を更に増やす必要があり、そのルールの徹底方法などについて議論していく。
























