ストック再生で技術とりまとめ 主要性能5分野、183シートに 国交省・専門勉強会
住宅新報 2012年8月28日 号 4面

共同住宅ストックの戦略的維持管理を検討する「持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会」(村上周三座長=東京大学名誉教授)はこのほど、計5回の勉強会の成果として、共同住宅ストックの課題、再生技術、工事の進め方などを整理した「技術資料」、共同住宅の再生に資する調査診断技術、改修技術(修繕工事に用いる技術含む)情報を掲載した「技術シート」をまとめた。
両者とも、「耐久性・耐用性」「環境・省エネルギー性能」「耐震性」「防災性」「高齢者対応」の5つの性能分野ごとにまとめた。技術シートは、合計183技術の概要のほか、住宅のタイプと適用できる技術、技術が適用できる建物の部位、足場設置の要否などについて400ページ弱で解説したものだ。「共同住宅の計画修繕で適用事例の多い技術にとどまらず、再生に資する幅広い技術を対象としており、本勉強会が中立的な立場としてとりまとめたものとして意義が高いと考える」としている。
今回の勉強会は、マンションの共用部分で実施される工事に関する技術調査を目的に設置されたもの。持続可能社会の共同住宅ストックとして求められる上記の重要5性能分野の向上再生技術を対象に、それぞれワーキンググループを設けて検討を進めていた。
























