サンケイビルが介護会社「サンケイビルウェルケア」を立ち上げ、今秋から有料老人ホームを開設する。同社の介護サービスのコンセプトは、高齢者が家族や社会と絆を持ち、人としての尊厳の証である「自立」を保つスタイルを掲げる。そのため、「自立支援介護」を提唱する国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁氏を顧問に迎えた。自立支援介護とは何か。その真の意味を聞いた。 (井川 弘子)
――誰もが人生の最期まで自分らしく生き、個人として尊重されたいと望むものだが、自立支援介護という考え方はいつ頃から出てきたのか。
「介護保険制度(2000年施行)にも目指すべき方向性として定められているように、言葉としては以前からあった。実態として動きが起きてきたのはここ数年だ。それまで、求められる知識や理論についての各論はあったが、介護の教育現場で体系的には伝えられていなかった」

















