太陽熱の理由 シリーズ マンションとエネルギー (2) 越谷レイクタウン CO2、20%削減へ 効率とコストで採用
住宅新報 2012年10月16日 号 9面
連載: マンションとエネルギー
太陽熱利用の歴史は古い。太陽熱利用機器の製造・販売を行う事業者が加盟するソーラーシステム振興協会(東京都中央区・振興協会)に残る統計で最も古いのは、1973年だ。この年、太陽熱温水器が6万4000台設置されている。太陽熱温水器は、太陽熱パネルにタンクが付随しているもので、水を温め貯湯する仕組み。普及のピークだった80年には、年間80万2516台が供給された。70年代に起こったオイルショックの影響で原油価格が高騰し、消費者の省エネ意識が高まったことが、その背景にあると言われている。
しかし、原油価格の落ち着きと共に設置台数は下降の一途をたどる。90年代には、一部事業者による強引な訪問販売が社会問題化したことでイメージの低下も招いた。
80年頃には太陽熱パネルと貯水槽を分離したソーラーシステムが誕生したが、普及量は太陽熱温水器と同様、下降線だ。

























