点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 第29回グローバル不動産投資市場 頼りは実際の取引データ 〈後半〉シービーアールイー代表取締役 ベン・ダンカン氏に聞く
住宅新報 2012年11月20日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

ベン・ダンカン代表取締役
29回目・グローバル不動産投資市場シリーズは、シービーアールイー(CBRE)の日本における事業責任者であるベン・ダンカン代表取締役のインタビューの後半を紹介する。「オフィスリースは堅調、売買も増加傾向にある」という同氏に、日本の不動産投資市場の課題や将来見通しなどを聞いた。
――投資家の目線に合う優良資産が少ないと言われるなかで、取引が増えてきているのはなぜですか。
ダンカン氏 ひとつには、多くの海外投資家が日本市場に安心感を持ち始めたことがあげられる。またオフィス賃料が底を打ち、レバレッジ、流動性、エクイティなどが改善方向にあることも要因だ。コア投資家のみならずバリューアッド型、オポチュニスティック型の投資家にとっても、価格目線を上げることができる点で好影響を及ぼす。さらに、数少ない優良資産の取得競争が激化してきていることも、取引増加の背景にあるとみている。
























