低層マンション 省エネ改修を積極化 長谷工 外断熱で資産価値向上も
住宅新報 2013年2月5日 号 9面
長谷工グループは、築30年程度の低層マンションを対象に、長寿命化と省エネ性能を向上させる改修の提案を積極化させる。このほど、「外断熱改修」や共用部照明のLED化などを行う「設備の高効率改修」、「耐震改修」、スマートメーターによる見える化などを行う「スマート化改修」、「その他改修」の5つの改修メニューからなる総合省CO2改修を策定。外断熱改修でコンクリートの寿命を2倍に延命化するほか、スマート化改修などを含めて、CO2排出量を23%削減できるという。また、長寿命化などを通じて、「資産価値も1割程度上がるのではないか」(長谷工コーポレーション)とみている。
同改修第1号物件として、東京都多摩市の多摩ニュータウンで82年に竣工したエステート鶴牧4.5住宅(356戸・29棟)で実施。総工事費11億円超の大型リフォーム工事だ。今後、約150万戸存在すると推計される同様の低層マンションを対象に提案。13年度は首都圏、関西圏で1プロジェクトずつ、14~16年度は年間2~3プロジェクトの受注獲得を目指す。将来的には、長谷工リフォームが請け負う年間工事量の2割程度の受注を目標に掲げている。
なおエステート鶴牧の改修は、国土交通省が省CO2に寄与する先導事業を補助する住宅・建築物省CO2先導事業に採択されている。このため、省CO2にかかわる改修費の半額程度が補助される。
























