東京都港区 環状2号「Ⅲ街区」が上棟 道路と一体開発名称は「虎ノ門ヒルズ」に
住宅新報 2013年3月5日 号 3面
港区虎ノ門地区で東京都が施行し、森ビルが特定建築者となって事業を進めている「環状二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業Ⅲ街区」の上棟式が3月1日、地権者や工事関係者が参加して行われた。戦後すぐに都市計画決定された通称マッカーサー道路の中心部分に位置する道路と建物を一体に整備する開発で、新たな東京都心のランドマークとされるプロジェクト。建物は地下5階地上52階建てで、事務所、住宅、ホテルと店舗などで構成する複合機能ビル。地上247メートルで、都内では東京ミッドタウン(港区)に次ぐ高さとなる。
上棟式では、環二地区再開発協議会の松本栄一虎ノ門街区部会長が「02年事業計画が決定してから10年。その間に49回の協議を重ねてきた。東京都や森ビル、工事を担当する大林組など関係者の協力でここまで来ることができた」とした後、ビルの名称を投票の結果、「虎ノ門ヒルズに決定した」と発表した。
続いて特定建築者の辻慎吾森ビル社長は、「道路と建物を一体的に整備するという画期的な再開発事業に共に立ち会う喜びを感じている。虎ノ門・新橋地区は、当社創業の地であり、特別な思い入れがある。会長だった故森稔がこの場にいないのは残念だが、地権者の皆さんに『ヒルズ』という名称を選んでもらったのは何よりも嬉しく、光栄だ」とした後、「森ビルの総力を挙げて事業に取り組む」と決意を述べた。

























