点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第55回 シリーズ「Jリート市場」 賃貸市場に忠実な安定運用 スターツアセットマネジメント代表取締役社長平出和也氏に聞く
住宅新報 2013年6月18日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

平出スターツアセット社長
点検不動産投資55回目、「Jリート市場シリーズ」はスターツグループをスポンサーとするスターツプロシード投資法人の資産運用会社、スターツアセットマネジメントの平出和也代表取締役社長のインタビュー前半。賃貸住宅を主な投資対象とするリートの中でもファミリータイプを充実させてバランスのとれたポートフォリオを強みとしている同社の運用戦略や課題などを聞いた。
――賃貸住宅マーケットの状況をお聞かせください。
平出氏 現在の賃貸住宅市場は、稼働率、家賃相場共に安定しているものの、依然として賃料上昇には至っていない。賃料についていえば、微減から横ばいで推移している状況だ。当社ではこうしたマーケットの状況を踏まえ、「賃料には柔軟に対応しつつ、高い稼働率を維持する」運用方針を掲げている。当社が運用する賃貸住宅は96%後半から97%と高稼働率を維持しており、家賃の年間の下げ幅は0.8%から1%程度にとどまっている。その下げ幅もようやく底打ちに近い水準で推移するようになってきているので、賃料もそろそろ底固めの時期と判断している。
























