60歳からの住宅ローン【リ・バース60】累計申請件数1万件突破

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スタンダード会員限定ひと 「救済」第一、お金は副産物 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会代表理事 佐々木延彦さん

住宅新報 2013年7月9日 号 2面

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政策
ひと 佐々木延彦さん

ひと 佐々木延彦さん

 7月1日、第1回『任意売却取扱主任者』資格試験の申し込み受付を開始した。8月中にも参考書を用意する予定だが、試験のポイントを挙げるとすれば「実務とモラル」。任売に最も必要でありながら、現状で足りていないと思われる要素だからだ。

 過去に家業の建築業が傾き、任売によって救われた経験を持つ。親の家や工場など資産をすべて手放したが、不動産業者が債権者との交渉に尽力してくれたおかげで、引っ越し代が手元に残った。何より、「〝自分の意志で〟売却できた」。今度は、自分と同じ境遇の人を助ける立場に立とうと、不動産会社に就職。任売を積極的に手掛けた。

 実務に携わって初めて、その労苦が並大抵でないことを痛感する。例えば債権者に抵当権の解除を申請した時、「その中に債務者の知人がいたりすると、感情論で話し合いがこじれてしまう。始めは承諾してくれていても、決済当日に覆されてしまうこともある」。難易度が高い一方、任売そのものが一般に認知されていないために、債務者の無知につけ込んで悪事を働く同業者の姿も見てきた。

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