欧州不動産国によって回復度異なる ERAヨーロッパ代表 フランソワ・ギャグノン氏に聞く ドイツに強さ、将来性はトルコ
住宅新報 2013年7月16日 号 3面

フランソワ・ギャグノン氏
ERAヨーロッパは日本より遅れて95年に始まった。フランス、オランダ、ベルギー、ドイツ、スイスなどのほか、最近ではチェコとトルコが加盟。現在14カ国、加盟店1108、営業マン・業者数は6000人を超える。
欧州不動産市場の前に、米国の状況を見てみたい。消費者物価指数は95年以降一貫して上がっているのに、消費者意識(確信指数)は上下変動し、特に06~08年に急降下した。95年を100とすると08年は40くらいまで下がり、13年は80近くまで戻している状況だ。消費者の手控え意識が強く、取引件数も同じような動きを示している。NAR(全米不動産業者協会)のデータによると、住宅取引件数は05年(710万件)以降減少傾向をたどり、08年(411万件)を底に再び増勢に転じ、13年は500万件を超えると見られている。
こうした値下がりや市場の混乱を招いた要因として挙げられるのは、04年から08年にかけて金融機関の住宅ローンの貸し出しが非常に緩んでいたこと。物件価値の110~120%の貸し出しをしていた、非常にイージーな考え方が蔓延していたことだ。























