〝ルビコン川〟の畔で 3.11後福島を照らすもの 10 2年以上放置された汚染水問題 緊急対策も効果は不明
住宅新報 2013年8月27日 号 13面
連載: 3.11後福島を照らすもの
東京電力福島第一原発からの汚染水漏れが話題となっている。8月7日、国の原子力災害対策本部は、1日約300トンの汚染された地下水が海に漏れ出している可能性があると発表した。
地下を通る水脈がいずれ汚染されることは事故当初より指摘されている。京都大原子炉研究所の小出裕章さんは事故後の11年3月から、地下に流れ出た汚染水を食い止めるために遮蔽(しゃへい)壁の建設を提案していたが、1000億円の高額の費用や、事実関係がまだ未確認との理由で東京電力側はこれを拒否し続けてきた。

















