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スタンダード会員限定UR、エレベーター改修 600基に「戸開走行保護」設置 すべてに安全対策を実施 対象は6000基

住宅新報 2013年9月3日 号 3面

政策

 UR都市機構は、13年度中に600基のエレベーター(EV)について、戸開走行保護装置を設置する方針を決めた。8月下旬に公表した13年度事業計画で明らかにしたもの。1基当たり数百万円規模の改修工事になることが予想されるが、入居者の安心・安全の確保を優先した。

 対象となるEVは全国に6000基あり、今後、数年をかけて原則すべてのEVに戸開走行保護装置を設置する考え。製造年の関係で部品対応などができない場合、何らかの安全対策を施すという。

 この取り組みは、12年10月31日に金沢市のホテルで発生したシンドラー社製EV事故を受けたもの。同事故は、同ホテルの女性従業員がEVに乗り込もうとしたところ、扉が開いている状態でかごが上昇し、女性従業員がかごと乗り場に挟まれて死亡したものだ。このEVは、09年9月28日以降に着工した建築物のEVに設置が義務付けられた「戸開走行保護装置」がない既存不適格のEVだった。なお、同装置がないEVは、全国に約70万台あるといわれている。

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