三菱地所レジ、野村不、東京建物 家具転倒防止器具を共同研究 マンション住戸内の減災で
住宅新報 2013年9月3日 号 4面

家具転倒防止器具の装着イメージ
三菱地所レジデンス、野村不動産、東京建物の3社はこのほど、共同でオリジナル災害対策商品として「家具転倒防止器具」を開発するための研究を実施した。北川工業の協力のもと、1年半掛けてオリジナル固定器具の有用性を検証するため、約100回の加振実験を行ってきた。ディベロッパーが共同で新たな商品開発の研究・監修をするのは初めて。
この背景には、近年発生した地震被害の負傷の3~5割が屋内での家具類の転倒・落下によるもの(東京消防庁発表)とされているため、3社では住宅供給者の使命として住戸内での減災を図る目的で共同研究に取り組んだという。
実験に用いた家具転倒防止器具のサンプルは、家具頂部の家具側固定パーツに「粘着ゲル」、壁側の固定パーツに「粘着ゲルまたはビス」を採用。固定パーツを「耐震バンドまたはプラスチック製アーム」で連結し、家具の足元の手前側には「滑り止め器具」を取り付けた。実験用の振動台に、この転倒防止器具を装着した食器棚、書棚、冷蔵庫などを乗せて実験を繰り返した。その結果、震度7相当の振動でも家具転倒の危険性を低減させるためのデータが集積できたという。
























