地域マネジメント学会 「地域」論考 在り方と提言23 まちづくりと戦略的広報(下) ~法・規則とモラル観、市民メディアの発展
住宅新報 2013年9月17日 号 3面
連載: 「地域論考」
国や地域の社会秩序は、法・規則、モラル遵守を促す情報バランスで保たれている。人々は、法・規則とモラル観のバランスを基準に物事を判断し行動する。バランスを欠いた法・規則、モラル観による情報伝達は、社会の信頼を損ない広報・報道の公共性を失う。
マスメディアは人々への情報アクセス率・影響力が高いため、インターネットが普及した現在も重要な戦略的広報の媒体である。欧米のマスメディアは、国や組織の圧力を受けず独立・公正の立場を維持してきた。大陸において国家・地域・個人間の争いが絶えないのは、情報公開制度と個人情報保護制度が古くから成熟・確立しているためである。
法・規則とモラル観のバランスがぶれない広報・報道は、国や地域の社会秩序維持や自浄を促す力がある。マスメディアは「立法、行政、司法」を監視する自由報道の権利を持った「第四の力」である。それゆえ社会や地域住民には、広報・報道の公共性やモラル感のバランスを監視する義務がある。























