定期借家 活用機運高まる 空き家問題解消にも効果
住宅新報 2013年10月1日 号 1面

戸建て住宅の空き家が増加する中、定期借家で賃貸市場に流通させようという提案も
国土交通省は9月2日、「個人住宅の賃貸流通の促進に関する検討会」を開いた。空き家になっている個人の持ち家が増える中、賃貸に出すことで流通促進を図るのが狙い。適切な管理が行われていない空き家が防犯、防災、景観などの面で大きな問題を生じている。そこで、そうした個人空き家を適切に管理しつつ、賃貸流通を促進するためのルールづくりなどを検討する。
たとえば一般個人が、賃貸借の慣習やルールを把握し、賃貸人として賃借人に相対すというのはかなり難しい。特に貸す側が高齢者の場合、インターネットなどによる情報収集力で若い世代との格差が生じる。
また、国交省の担当者は「やはり、一般の人だと普通の賃貸借では物件が返って来ないのではという不安があるので流通が進まない。その意味で定期借家の活用は有効ではないか」と話す。そこで検討会では、普通賃貸借契約だけでなく定期借家のルールなどを分かりやすくまとめた冊子・パンフレットを作成し、頒布することも予定している。
























