もんじゃ通りで知られる東京・月島に大型シェアハウス「月島荘」が完成した。普通のシェアハウスとは少し違う。借り手は複数の企業。多様な業種の社員が暮らす、シェア型社員寮だ。
6年前、今回のプロジェクト担当を打診された。入社2年目の当時は経験も知識もなく、不安が募った。そうした中、上司から「やる気が重要。今は知識がなくても死ぬほど勉強すればできる」と言われて決心。この数年間、何度も心が折れそうになったが、その度にこの言葉を思い返してきた。
何でも体験してみなければ分からない。コンセプトが決まった後、自ら会社に申し出て、半年間、他のシェアハウスで暮らしてみた。当初は仕事が忙しいこともあり、なかなか居住者とのコミュニケーションがとれなかった。そこで休日に入居者が開催しているヨガ教室に参加。何かが見え始めた。他にも料理やカメラ教室などたくさんの活動があったが、見渡してみると、積極的に参加している人は全入居者の3分の1程度。皆が皆、交流を目的に暮らしているわけではない。自分のペースで参加できることが大切だと思った。

























