超高齢未来の市場に関心 ニッセイ基礎研記念シンポ 1000人が参加
住宅新報 2013年10月22日 号 4面
ニッセイ基礎研究所(野呂順一社長)はこのほど、東京・丸の内のパレスホテル東京で「ジェロントロジー~超高齢未来に向けた産業界の取り組み方向」を全体テーマとした設立25周年記念シンポジウムを開いた。約1000人が出席した。
まず、内閣官房参与の丹呉泰健氏が「高齢化社会をどう乗り切るか」と題して基調講演。日本の社会保障の課題について、(1)国民皆保険制度をどう守るか、(2)高齢者問題は、医療、年金、介護などの社会保障の問題と、雇用、住まい、コミュニティづくりなど包括的対応が必要、(3)医療、介護は国内、国外の経済の成長産業であるが、我が国の医薬品、医療機器産業の競争力は不十分であり、どう強化するのか――の観点から分析した。
また、「産官学連携で拓く! 超高齢未来の市場構造」と題したパネルディスカッションでは、東大高齢社会総合研究機構特任教授の秋山弘子氏が、総論について講演して問題提起した。その後、民間企業と富山市の事例を紹介。日立製作所情報・通信システム社上席研究員の梶浦敏範氏が「ITと社会インフラ」、イオンのグループ営業企画部長の坂本潤氏が「シニアマーケティング戦略」、大和ハウス工業理事ヒューマンケア事業推進部長の田中一正氏が「ロボット福祉機器」について、それぞれ取り組み状況を報告。森雅志富山市長は、「コンパクトシティ戦略による富山型都市経営」についての現状を解説した。
























