国土の「グランドデザイン」構築へ 国交省 若手職員の「タスクフォース」も
住宅新報 2013年11月5日 号 2面
国土交通省はこのほど、「新たな『国土のグランドデザイン』構築に関する有識者懇談会を開いた。これは、08年に国土形成計画が策定された後、東日本大震災など国土を巡る大きな状況の変化を受け、国民の将来への不安感を払しょくするため、新たな国土計画を策定するもの。08年当時とは局面が異なり、2050年を視野に入れた新しいグランドデザインの必要性から生まれた懇談会だ。
目指すべき方向性として、(1)単なる「ゆたかさ、安心」でなく、世界最高水準のゆたかさ、安心の確保(2)経済的豊かさに加え、人間としての喜び、自然の素晴らしさを実感できる「新しい理想長寿共生社会」の実現(3)持続可能なゆたかさと安心――を掲げた。
また、将来推計人口により、出生率が回復したとしても、人口減少は免れず、地域もコンパクト化していくため、それを串のようにつなげるネットワークが必要として、インターネットだけでなく、リニアモーターカーやLCC(格安航空路線)、環状道路などによる高速道路の有効活用、「メガリージョン」を提唱した。今後、これらを受け、寺島実郎・日本総研理事長、坂村健・東大大学院教授、脚本家の小山薫堂氏などの有識者が新たな国土のグランドデザインのため、様々なアイデアを提案していく。
























