都心5区の大規模ビル 空室率、6%で横ばい 三幸エステート・10月期
住宅新報 2013年11月19日 号 14面

都心5区の賃料推移
三幸エステートはこのほど、東京都心5区の大規模ビル市場データ(10月度)をまとめた。それによると、空室率は6.06%(前月比0.17ポイント減)だった。2月以降、6%をはさんだ横ばいが続いている。拡張移転の動きは少ないため、新築・築浅ビルが確実にテナントを確保している一方で、立地条件や築年数で競争力が弱いビルでは2次、3次空室床が発生。空室率の下げ止まり要因になっているという。
また、1坪当たりの募集賃料は1万8546円(同475円減)で、再び1万8000円台に低下。2カ月前に記録した最安値を更新した。全般的な需給バランスは依然として借り手優位な水準となっている。一方で、競争力の高いビルの一部では募集条件の引き上げの動きも出始め、新規供給面積が増加に転じる来年以降、競争力格差が更に広がる可能性があるという。
区別賃料(グラフ)を見ると、千代田区(1万9462円)、中央区(1万8508円)でも統計開始(94年)以来の最安値を更新した。その他の区も1万6000円台半ばから1万9000円台前半で、大幅な差はない。






















