続・どうなる? 中古マンション流通2014 購入ニーズ落ち着く 価格は上昇基調、調整の気配も
住宅新報 2014年6月17日 号 7面

都心部の中古マンション売り希望平均坪単価(13年4月から14年4月まで)
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の調べによると、13年度の中古マンション成約件数が2年連続で過去最高を更新した。12年からの勢いを更に増した格好だが、足元では購買意欲の減退感も漂う。背景にちらつくのは、価格の上昇基調と消費増税。新築市況にやや陰りが出ている中、首都圏の中古マンション市況はどう推移していくのか。
首都圏の13年度中古マンション成約件数は3万6762件(前年度比13.3%増)。前年度に続いて過去最高件数を更新した。大手流通各社の13年度売買仲介実績もこれと連動するように、三井不動産リアルティネットワークを筆頭に取扱件数が軒並み過去最高を記録した。中古住宅市況はリーマンショックで一時的に低迷したものの、翌年には回復。更に12年頃から富裕層の購買行動が活発化し、順調に成約件数を伸ばしている。
しかし直近の中古マンション成約件数を見ると、4月は2785件(前年比10.7%減)、5月は2638件(同14.2%減)と減速してきている(5月成約件数が二桁減少)。13年4月が3119件(同18.7%増)、同5月が3076件(同30.7%増)とずば抜けて好調だったことに伴う反動減とみるのが妥当だが、2カ月連続の二桁下落となると失速感も否めない。






















