「整理がおっくうで先延ばし」 〝親家空き家〟が急増 住環境研究所・実態調査
住宅新報 2014年7月1日 号 11面
空き家の増加が社会問題としてクローズアップされている。その実態調査により、「荷物の整理がおっくうで先延ばしにしている」など空き家となっている様々な理由が浮かび上がった。この調査は、住環境研究所が「増える親家空き家の実態」をテーマに、相続した親の家の利用状況や、空き家となった親の家の管理、活用希望などを探る目的で、50~60代の延べ618人にインターネットで調査したもの。
最も多かった理由は、「荷物の整理がおっくうで先延ばし」が全体の37%を占めた。このほか「先祖代々の仏壇などがあり処分できない」25%、「実家を処分するには気持ちの整理がつかない」24%、「資産価値が低く処分できない」21%、「将来自分や親族が居住する予定」17%などが挙げられた。「名義が親、親族で勝手に処分できない」20%、「取り壊し費用がない」14%といった切実な理由もあった。
また今後の空き家の活用意向について尋ねたところ、「売却」31%、「賃貸」9%、「自分又は親族が居住」9%が、今後の活用を考えていた。一方で「そのまま空き家にしておく」28%、「現状の利用を継続」19%といった意向も多く、活用意向の有無は、ほぼ二分された。
















