住友不 注文住宅拡大へ積極策 2×6展開と木軸参入も
住宅新報 2014年7月8日 号 11面
住友不動産は7月から、注文住宅事業で木造2×6(ツーバイシックス)工法を全国展開するほか、木造軸組み工法(在来工法)にも参入した。同社の注文住宅事業は木造2×4工法を軸に展開、13年度実績は受注2430棟、売り上げは2376棟、693億円を計上した。現在推進中の第六次中期経営計画(15年度まで)では、年間受注3000棟の達成を目指してモデルハウスの増設などを進めている。今回の2×6工法の全国展開と木造軸組みへの参入は業容拡大策の一環。
2×6工法はこれまで、寒さが厳しい札幌エリアで標準仕様としていたが、より高気密で高断熱、更なる耐震性の強化を求める顧客に対応するため、全国に対象を広げて商品ラインナップに加えた。2×4工法と比べると、断熱材の厚さが約1.6倍になるほか、同社が採用している透湿・防水・遮熱シートの赤外線反射率は85%と高い遮熱性がある。同社の2×4住宅は、次世代省エネ基準住宅に比べ冷暖房費を約39%削減できるが、2×6住宅では節減率が約52%まで高まるという。
一方、木造軸組み工法は、全国の新設住宅着工戸数(持家)の工法別シェアで約7割と圧倒的に多く(2×4工法は約1割)、注文住宅事業を飛躍させるには未進出エリアの開拓を進めると共に、地方を中心に根強い支持がある木造軸組み工法への参入が不可欠と判断した。
















