点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「私募ファンド」シリーズ(7) 〝選択の幅広がる私募リート〟 三井不動産投資顧問常務取締役森郁雄氏に聞く
住宅新報 2014年8月12日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

三井不動産投資顧問・森郁雄常務取締役
――投資家の投資姿勢の変化にはどのような背景があるのでしょうか。
森氏 当社に限らず全般的に言えることだが、各社、私募リートについては機関投資家の中でも年金投資家を主な対象に想定した商品と位置付けて取り組みを始めたものの、初期段階ではトラックレコードがなかったことや、年金が機関決定に時間を要することなどの事情が重なって、私募リートを理解してもらうまでに時間を要したのだとみている。マーケットの状況が変わったこの1、2年の間で私募リートのメリットについての理解が進んだことで、投資意欲も高まってきたと見ている。当社が先に行った増資では、年金、中央金融機関、地方金融機関、事業会社から偏りなくエクイティを調達できたが、中でも年金の割合は増える傾向にある。
――私募リートの課題として今後どのような点に注目していますか。






















