木造建築に大型化の波 認知度高まり需要顕在化
住宅新報 2014年10月14日 号 1面
建築基準法に性能規定が導入された2000年。4年後の04年は、日本の木造建築にとってエポックメーキングな年となった。この年、日本ツーバイフォー建築協会が、枠組壁(2×4)工法建築物の主要構造部全ての部位で1時間耐火構造の国土交通大臣認定を取得。防火地域内でも100m2を超える3階建て住宅や4階建ての共同住宅の建築が可能となり、社会福祉施設、ホテルといった多様な木造建築への道も開かれた。同年には日本木造住宅産業協会(木住協)が木造軸組による1時間耐火の大臣認定取得に向けて始動し、06年から大臣認定の使用を開始した。共に会員外にも門戸を開き、耐火木造や大型木造の普及促進に取り組んできた。
耐火認定に広がり
ツーバイフォーは今年、工法オープン化40年、初の耐火認定取得から10年の節目を迎えた。2×4協会によると耐火構造大臣認定書(写し)発行は累計2453棟(9月末時点)に上る。木住協も同認定書(写し)の発行が累計1226件(9月末時点)を数え、共に全国各地で広がりを見せる。それらの多くを占めるのは戸建て住宅だが、このところの着工減の中でも前年を上回るペースで発行数を伸ばしている。また戸建て以外の施設系などの需要は旺盛で、13年度からは規模の拡大傾向にも拍車がかかってきた。


















