再開発コーディ協・伊藤滋会長語る 世界に見てもらう場所に 一ツ橋~上野、東京の文化資源区に
住宅新報 2015年1月27日 号 12面

伊藤滋会長
再開発コーディネーター協会(伊藤滋会長)は1月20日、東京・霞が関の東海大校友会館で新春情報交換会を開いた。伊藤会長は昨年、鹿島出版会から『たたかう東京』という本を出版して、東京の一ツ橋から上野寛永寺に至る南北軸に文化資源区をつくろうと働きかけていることを披露。概ね次のように述べた。
一言でいうと、東京の文化を知ってもらう場所をつくること。西南軸の青山通りは戦後の米国文明そのもの。これに対して一ツ橋から神保町、駿河台、湯島聖堂、神田明神、湯島天神、岩崎別邸、寛永寺などの本郷・上野に至る軸は、江戸期230年から無血開城、彰義隊の悲劇まで、歴史を語るとき切り離せない。谷根千地区や秋葉原も含めて、世界の皆様にお見せできる文化が残っている。
このエリアの再開発では超高層のビルやマンションは絶対つくらせない。6階建てのマンションと3階建ての長屋で仕上がっていく街がいい。ところが法定容積率が500%もあるため、知恵を使う必要がある。面白い発想をする事業者がいい。湯島のホテル街や本郷の書店街を再開発して、主に中国系やベトナム系の学生が下宿するシェアハウスをいっぱいつくれたら面白い。そしてやはり中国と握手しないといけない。日本と中国が握手したらすごいことになる。その下地づくりを民間でも考えないといけない。
























